カフェいろいろ、勉強のいろいろ
3連休の3日目の月曜日は、宗教的休日でもあることから、多くの店は閉まり
町全体が休んでいる雰囲気。
私は掃除など全部済ませて、昼下がりに勉強用具いっしきをリュックに担いで、
最寄のカフェに行きました。
コーヒーが来て、ノートを広げたところで
「すみません、アラビア語の勉強ですか?」
と英語で話しかけられた。丁寧でやわらかい雰囲気のお兄さん。
あ、いえ、今はフランス語です、と答えると、
「今、そこでドイツ語を勉強しているんですが、良かったら一緒に座りませんか」
という。はい、はい、そうしましょう。
アルビさんというお兄さんは、おもむろにポケットから4つ折りくしゃくしゃの紙を
取り出して、5cmくらいまで短くなった、両側が削ってあるぼろぼろ鉛筆を取り出す。
紙にはフランス語と英語で歌詞が書いてあって、
その歌詞をドイツ語にするのが、今日の勉強です。
といっていた。
私は、文法の本、教科書、辞書がわりの単語帳、携帯、ノート一式を揃えていたけど
あっちは紙と鉛筆、勉強の基本セットのみ。
2時間勉強して、実際に頭を使っている量は、あっちの方が多いかも。
アルビさんは起きた時に、今日は近くに木がある、こんな感じのカフェがいい。
とインスピレーションがあり、それにしたがって、バイクをふかして、
家から5駅ぶんくらいは移動してきたそうな。
風水のことを知っていて、こうやってインスピレーションに従うのは、自分の中では
風水と同じようなもの、と思っているらしい。
たばこの煙のかからないところ。壁にむかった席でないところ。
運気があがる気がするんですって。
爽やかな昼下がりですが、気持ちのすっきりした人にあって、更に爽やかになりました。