雑記:雑談タイムが長い

週末フランス語の授業は、海外に行った友達に手紙を書く、というものでした。

モデル文は、フランス人の女の子が海外に行った友達の様子を尋ねる、また、

フランスの状況は正直言ってよくないんだよね…というのをつらつらと書くという内容だった。

 

「経済状況が良くない」という文章辺りで、先生と私以外の生徒たちにスイッチが入った。

「ほんと、最近って生活がつらいよね…」

という先生の一言から、完全なる雑談に突入

 

革命の前は、10ディナールあればコッファ一杯に野菜がかえたよね、

独裁政権だったけど、生活は前のほうがずっと良かったよね、

今の政治家なんて結局自分の利益しか考えてない、

そもそも政治家に学がなさすぎる、

考えの古いおじさんばかりでしんどい、

 

という内容を、とめどなくぶつけ合い始めた。

私は目の前のエクササイズ(モデル文を参考に友達に手紙を書く)への集中力を失い、

みんなが話す内容が気になってしまう。

チュニジアの人はこういうとき概して、話においてかれる人がいることを好まない(と思う)ので、

逐一、私にみんな説明してくれるのです

ありがたいけど、全部チュニジア語なので、わからず、

あげくには隣の教室で英語を教えている先生が聞こえていたらしく説明要因で参加、

私に英語で説明しては教室に戻ると言うのを繰り返す。

 

フランス語の授業毎回必ずといって良いほど行われるこの雑談タイムがわたしは好きなのだけれど、

ホントによくみんなしゃべるよなぁと思います。

先生が、はい、この辺で切り上げて、エクササイズやりましょう!と切り替えを提案しても、

やっぱり止まらない

私はこう思う、私はこう、ちょっとそこの日本人分かってる?と

かれこれ30分たったところで、

本当は埋め合わせのため延長予定だったけれど、みんな集中力完全そこをつき、

「今日は解散にしよう」

ということになってしまいました。

 

会話文化というか、会話ぶつけ合い文化がすさまじいので、

あまり会話ぶつけ合わない文化で育った私にはとても勉強になるのでございます。