学期が終わりかかっています

実質ボランティアになっていたENITエンジニア大学のクラブ・ジャポンのお世話は、昨日にて終了しました。

年度はじめに25人いたメンバーは、5人ぐらいがフランスに留学、半分以上が「脱落」し、

残ったのは数えるほどとなりました。

 

最後の日ながら、実はいろいろな疲れが溜まっていた私、

よしやるぞ、と気合を入れていってみたら、

小さいパーティー会場になっていた。

みんな忙しく、枠組み曖昧なまま進んでいたこのクラブ、

開催は月に2~3回だったけれど、みんなよく頑張って、日本語がすこし使えるようになったと思います。

イベントの時にみんなで撮った写真を、寄せ書きにして、銀のオリーブの木のオブジェと一緒に、

プレゼントしてくれました。

ありがとうの「う」が抜けててあわてて書き足したのもかわいい。

 

彼らはすごく厳しい試験を潜り抜け、厳しいカリキュラムのエンジニア大学に入ったので、

聞けば聞くほどつらい学生生活です。このパーティの週も、5つプロジェクトが残っている、

来週はテスト期間、など…

 

 

テストが終わったら、チュニジアの学校は終業します。

エンジニアの学生の多くは、インターンシップという名目でほぼただ働き。

彼らは年がら年中忙しいのです。

 

そんな中、日本を学ぼうという精神を保てたのもすごいと思いました。

ぜひ、願うとおり日本に行ってほしいなと思う反面、せっかく厳しい学生時代をすごすのだから、

今後楽に稼げる良い仕事についてほしいなとも思います。