音楽マーチ
先週木曜日、夜の21時45分リベルテ通りのカフェでぼーっとしていると、前から見慣れた顔と見慣れない顔がやってきた。
見慣れた顔のおじさん、友達は
「今から、メディナに行ってイベントを見るんだけど、良かったらこない?」
といいます。
私はぼーっとはしていたけど、本気でぼーっとするのも意外と時間がいるもの。
あと30分はカフェにいたかったので、そのように伝えた。
家に帰って、開始予定の10時過ぎに電話してみると、
「まだ始まってないからおいで」
といいます。駆けつけてみたら、ちょうどはじまるところでした。
宗教的要素の強い、いわば音楽マーチのようなものでした。
バーブ・スイカの小さなワリーからスタートし、ぐるっと回ってパシャ通りに入ります。
すごい人の量。
メディナ在住民もものめずらしげに観察する。
上のほうから、こどもがみている。
パシャ通りの広場で止まると、音楽が一段と強く鳴り響きます。
この後ずんずん進んで行き、ゴールはザーウィヤです。
ザーウィヤで歌うチュニジア人たち、盛り上がりは最高潮です。
みんな知っている歌のようで、斉唱が始まりました。
かなりチュニジアんな感じで、正直私は場違いな感じでした。
ただ、経験しておいて良かったとも思います。
私の友達もチュニジア人ながらムスリムやめた人たちだったので、彼らも若干場違いだったし。
このザーウィヤのコッバが素晴らしかったのでもう一度見に行きたい。