ご招待の日

ラマダンの、私たち外国人のひそかな楽しみといえば、ご招待。

仲良くしている人や、家族が来客になれていらっしゃる人は、ラマダンのイフタール(断食明けのご飯)に

よく招待してくださいます。

私も毎年いちどはご招待いただきますが、それがちょうど昨日でした。日本語のしゃべれるAちゃんのうち。

前に夕ごはんをご一緒したので、今回は2回目の訪問でした。

 

家に着いたのはイフタールの30分前、私は前日から断食状態でいきました。

スフール(今は夜中の3時くらい)を食べ忘れたので、ちょうフラフラ。意識もうろうとしながら

Aちゃんとお父様と話す。

 

はなしているとやっと、テレビのアザーンが華々しく鳴り響き、断食があけました。

おいしそうなご飯、そして水!!

お母さんお得意のラザニア、定番のスープ、カンモニーヤ。そして大好物のブリック

スープとブリックでもうお腹一杯なんですが、ほぼ24時間断食状態だったのでがっつきましたね。

ラザニアももう、絶品。

お腹が一杯になり、みんなの顔に血の気が戻ったところ、この辺が私は好きです。

もう食べれないくらい食べますが、実はここからおやつタイムに入る。

果物を詰め込み、ううっっ、とうめきながらもお茶を片手に談話するのがいい。

 

お母さん特性の、ドロアに似たやつ。名前を失念しましたが…

このほか、お菓子作りの得意なお母様が、モハーハというお菓子と、トリュフみたいなうまぁいお菓子を

お茶菓子に付けてくれました。私は、お腹にしきりに消化を促しては、たくさんの食料をお茶とコーヒーと

ともに消費していきました。

旅好きなお父さんお母さんの見聞の広さに驚く。独学で日本語をかなりいいレベルまで持ってった

Aちゃん、日本と韓国を旅行したことで既に旅行好きの片鱗を見せるその姿に、

さすがチュニジア女子は強い。という感想をいだく。

私もがんばって日本のことをしゃべりました。

招かれたからには、恩返しは文化シェアで、というスタンスでございます。