わがまま選手権
フランス語の授業も、微妙微妙と思いつつ、ついに3ターム目に入りました。
3ターム目は学校の7周年記念で、半額。約6000円を払ってセミ・インテンシブコースに登録。
すばらしく安かった…
さて、セミ・インテンシブコースは、週2時間×3回が5週の予定でしたが、これが筋書き通りに行かないのがチュニジア。
先々週の水曜日に、第一回目の授業に行くと、7人の登録者のうち3人のみが登場。
先生は第一声で
「ではちょっと時間の相談を…週3の予定だけど、3時間で週2はどうかしら」
はじまった…
この先生、前タームでも旦那との愛を武器に日程を無理やり変えてきましたが、
おそらく通うのがめんどくさいから、週2に無理やり詰めようとしてきた。
私以外の2人はこれに大賛成。私は3時間も集中力が持たないので嫌だったが、しぶしぶOK。
続いて、曜日と時間も先生と生徒の同意で変えていいことになっている。
私は月火木で学校付近で午前に用事があるので、月火木の午後のどれかがいいです、と主張。
「あ~」
という、微妙な反応
ここで生徒の20代女子が訴える
「わたしはパパが車で送ってくれるんだけど、今ラマダーンだし16時とかに終わるのは嫌。
14時に終わると道が混んでる。15時に終わるとパパが待たなきゃいけないからダメ。」
と…
すごい…わがまま…と思ったけど、先生は
「そうよねえ!!わかるぅ。絶対午前にして13時とかに終わったほうが良い」
と大賛成。。
私は午前があいているのが水・金しかない。もし水・金があいたら完全週休3日になる計画が、崩れた…
どうやらわがまま度が高いほど主張が通り易いらしい。結局授業もなんも受けていない20代女子のパパの
事情が多分に考慮され、水・金の午前に3時間、ということとなった…
しかも、あろうことか、この20代女子は後日
「授業を受けてみたら、断食中で全く集中できないから8月のタームに変更したい」
という主張を始めた。(これは校長により却下となりました。)
いかにわがままに、惜しげもなくわがままでいることがここでは生命線であることが、この一連で学ばれたのでありました。