Wissen Instituteにお邪魔 独立した先生
ラファイエット付近はとても狭い世界、いろんな人に出くわします。
昔々、私がブルギバスクールの学生だった頃、担任が忌引きで欠席の3日間、同レベルの別先生のクラスに混ざって授業を受けたことがありました。
当時ブルギバでベテランとしてなかなか人気だったWissem先生。頭にリボンをつけているのが印象的だった。
空手の先生になかば拉致された帰り、ばったりこのWissem先生に会う。おお、あちらもかすかに、私の顔を覚えているようだった。
Wissem先生は去年ブルギバから独立し、私立の学校を建てました。創立当時からいろんなところから噂を聞いていた。久しぶりですねぇとか世間話をさんざんし、中が見れるかきいてみたらあっさりおっけー。撮影などもおっけーでした。
これが入り口。ラファイエットのイラク通りの終わりのほうにあります。
続いて校長室に来ました。アラビックな雰囲気。校長がちゃんと学校にいる、という点でブルギバスクールと一線を画しますね。写真を撮りますよ、というと、机の上をさあーっと片付ける彼女に好印象
アラビア書道の飾りや家具等もアラブ風、こだわりを見せてくるところもなかなかポイントが高い
続いて教室を見せてもらいました。プロジェクターなどしっかり装備、しっかり掃除されていて設備も新しいです。
こういうのがブルギバにはないんですよね…というと、Wissem氏は
「よくないじゃ~ん、ブルギバ!!」
と嫌悪感たっぷり。16年働いたそうですが、不満だらけだったみたい。
私もブルギバに入り浸る人間として、勉強する環境というのがいかに大切か、身に染みてわかります。
壊れかけた椅子、吸い殻まみれのパティオをのぞく窓、いない校長、いないコピー係、詰め込まれる学生、など、安いのはいいけれど配慮ゼロな感じが先生、学生ともにストレスの多い学習を促進しています
安くなくてもいいから気持ちよくアラビア語が勉強したいワ、という人は、こちらの留学を考えてみてもいいかもしれません。7月8月含め、休みなしで営業中だそうです。