チュニスの中心の清潔サンド
パッサージュ・ラファイエットなどチュニス中心で生活する人にとって、半分乾き始めたバゲットのサンドイッチは、にっくき飽き飽きファストフードの一つではないでしょうか。節約家の私たちにとって、昼食に8DTもかけていられないのが現状。あえなくカフテージサンドに落ち着く、そんな日々が続くとおなかも心もキュンとしてきますよね。時々は、違う味が食べたい…
安く違う味にありつくため私はいくつか行くところがありますが、ラファイエットにも一つ、あります。イラク通りの終わりのほうにある、Le Saindwich
リベルテ通りからもモハメド5通りからも程よく離れ、ちょっと静かなのがグー。
一見普通っぽいですが、チュニス慣れした人なら
「いかついアラビア語の看板じゃない!!」
「Googleから拾ったであろう画質の悪い食べ物の詰め合わせ写真がない!」
というところにお気づきいただけるのではないだろうか。
店名にサンドイッチを名乗るだけ、ここのサンドイッチはサブウェイ的な路線で食べやすいです。
店内はキレイ目で、ちゃんと手袋をはめた店員がサンドイッチを作ります。
メニューもちょっとこじゃれた感をきかせている。国名によって具材が違う。
でっかい塊のチーズはその場で切ってくれる。割と高いほうのサラミ、さらにハリッサやマヨネーズでないソースなどを使ってくれるため、味がより「ふつう」に近づきます。また、パンはいわゆる200ミリームのあのバゲットでない、おいしいパンを使っていて、またあっためてくれる。これが高級地区なら7DTするかな、というものを、3~4DTで作ってくれるのは良心的。
平均的サンドイッチ屋は生肉つかんだ手でバゲットなど触るため、お腹に心配が残りますが、ここの店内はキレイ目で、ちゃんと手袋をはめた店員がサンドイッチを作ります。
厳かなおしゃれプレートに乗せられ、サンドイッチの完成。
感動的においしくはないですが、リーズナブルで安定感あり、いつもと違う味にありつけるため、センター在住民にオススメ。サラダやハンバーガーなどもあります。閉店早い、かつお昼時ものすごく混むので、2時過ぎごろが一番いいです。
おまけ
ラマルサのルアージュの駅近くのPlanBは、店内でサンドイッチ用のパンを窯で焼いてくれて、清潔かつおいしい。
ファストフードなのにパンを一つ一つ焼くという矛盾感と遅さ、なぜかおしゃれ家族団らんスポットになっている点、ラマルサ民はいろんな味に簡単にありつけることへの嫉妬などから減点。詳しく書かずおまけとして扱わせていただく。