週末日帰り旅行に行ってきました その②

続いて、ザグーアンの水の神殿に到着しました。チュブルボ・マジュスより更にマイナーな遺跡で、地球の歩き方でもコラム(最新版の128ページ)でちょこっと触れられているだけです。

ザグーアン山(写真奥)の中腹にあります。この山を水源に、水道橋を通って、カルタゴまで水が送られていました。チュブルボ・マジュスに向かう途中から、遠くにザグーアン山が見えてくるので、あそこからカルタゴまで水が……と妄想に浸れます。

神殿は、カルタゴに着実に水が届くようにと祈りを込めて建てられたものとのこと。神殿内部に祀られていたネプチューン像や、外壁に飾られていたニンフの像は失くなっており、外壁が残るのみです。

お休みの日に家族や友達とピクニック、遠出に来た様子のチュニジア人でにぎわっていました。遺跡という感じではなくて、広場や公園のような雰囲気。

写真撮ってーと色んな人から話しかけられましたが、チュニスでジロジロ見られたり、ニーハオ!だの言われる時のような嫌な感じはなかったです。チュニス以上に日本人珍しいから、純粋な好奇心むき出しっていう感じ。

それにしてもチュニジアの人は皆自撮りが好きですね。私の写真、誰かのSNSにアップされているんだろうか。

ここで持参したお弁当でお昼にしました。写真に写っていませんが、お昼を食べられるスペース(日本の立派なベンチやテーブルは期待しないでください、場所があるだけということです)があちこちにあります。一緒にお昼を食べようと声を掛けてくれる人もいました。

その③に続きます