カルタゴ演劇祭、日本の劇団の公演に行ってきました。

あっすれーま

季節は秋です。
暑い夏ももう終わり(たまにまだ暑いですが)、寒い冬が目の前となってきました。
秋と言えば、食べ物の秋、読書の秋、文化の秋!

このチュニジアでもこの文化の秋を彩るべく様々なイベントが開催されています。
その中の一つに「カルタゴ演劇祭」があります。

チュニジアの各地の劇場で一斉に様々な演劇が公演されています。
チュニジア、アラブの楽団だけでなく、世界各国からいろいろ劇団が招待されており、
今年はなんと日本の劇団も招待され、公演されることになりました。

この劇団の名前は「開幕ペナントレース」、演目は「1969 : A Space Odyssey ? Oddity !」
白いおっちゃん達の演劇です(ぇ
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この劇団は開幕前にチュニスを歩き回って宣伝も行ったようです。

公演は10月22日から24日までの3日間、16時より約1時間ほどの演劇となっています。
場所はゴールデンチューリップ・エルメシュテルにあるEl Teatroの小劇場側です。

22日の演劇を見に行ってきました。
場所はここ。
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ここが入り口となっており、ここから入って右側に進むと劇場がありました。
この劇場に来るのは私自身初めて。
チケット売り場を抜け、劇場前の廊下には劇場らしく様々なポスターや飾り付けがありました。

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この場所は2つの劇場があり、その日行われている2講演のポスターがありました。
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入り口前には劇団ペナントレースのポスターです。
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開幕前に、日本人だったために簡単に日本人の劇団関係者の方にご説明をいただきました。
もともと、フランスで公演を行い大成功を収めたそうです。
そのフランス公演をカルタゴ演劇祭のディレクターが見ていたそうで、今回このチュニジアに招待したと言うことでした。

内容は1969年、アポロが月面に着陸した年で、その宇宙で1969年を永遠に繰り返すお話だそうです。
罪を犯した人が宇宙で1969年を何度も繰り返すという内容だそうです。

原作はジャン=ポール・サルトル作「出口なし」としているようです。
罪人3人が地獄で出口のない部屋でお互いを訳けありの過去を語りあい、お互いを苦しめあう内容。

この作品では白いおっさんたちがそれをしていました。

初日の公演は劇場は少し小さめでしたが、席は満席、市内パレードを行った会があったようです。
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写真はまだまだ、満席ではないですが、続々と人が集まりいっぱいになりましたっ!

そしていよいよ公演!白いおじさんたちが何かを叫びながら飛び跳ね、掛け合い、面白い動きをダイナミックに行われました。
正直笑いをこらえるのが大変・・・・!
内容自体は少し難しく、完全に理解するには数回見ないとできなさそうです。
ですが、パフォーマンス、雰囲気等に引き込まれる魅力があり、真剣に見入っていました、笑いをこらえながら?(笑

途中で、観客席にも乱入してきて、「南はどっち?」と聞きまくる一面も!
テンション高くして、フランス語で聞きまくってました!

あ、演劇自体は日本語で行われます。
同時に、デザインにも使われている部隊の複数のテレビに英語字幕が着き、日本語がわからなくても理解できるようになっていました。

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公演後、今回の演劇のクリアファイルもいただけました。
私自身とても楽しめてよかったです。

もう公演はあまり残っていないようですが、是非訪れてみてください。

今回の演劇のYOUTUBEはこちらです。
まんまこんな感じでした!

それでは、

びっすれーま!