アラビア語ネームホルダー
アラビア語が読めない方もアラビア語がどんな文字で書かれているかはご存知なのではないでしょうか。
私はチュニジアに来てからアラビア語に初めて触れましたが、読めるようになるまでの印象といえばくねくねで解読不能。コレを読める人がいるのか?といった感じ。
アラビア文字は語頭、語中、語尾、独立体とその文字の配置によって文字そのものの形が違い、習ったことのない人には難しすぎる文字です。でも歴史あるこのアラブの文字、かっこいいと思いませんか??
アルファベットは日本でもお馴染み。皆さんも自分のお名前はローマ字で書けるでしょう。
じゃあ、チュニジア語公式に表記されるアラビア語で自分の名前を書かれたらどうなるの?気になりませんか?
さて、そんな夢をかなえてくれるお土産がここ、チュニジアにはあります。
最初の写真をご覧ください。コレぜーんぶ日本語名なんです。
道端に突然この露店があらわれます。いつも同じ場所にあるとは限りません。観光地付近にさあ今日は天気が良いからいっちょやってみるか、というようにおじさんがハートの木のプレートを並べて客待ちしています。
文字はおじさんの手書き。おじさんの趣味や技術によってデザインは違います。アラビア語の名前だったら言えば書いてくれるけど、日本語の名前は一回では聞き取ってもらえないことが多いので紙に書いて見せたほうが無難。アルファベットで書いて、これをアラビア語で書いてくれ!といえばやってくれます。(言わないとどのままアルファベットでかかれちゃうかも)
なかなか難しいのがきちんと自分の名前を聞き取って書いてくれるかです。
アラビア語は単音母音3種、長音母音3種で日本語とマッチしないことが多々あります。(例えば「あ」と「え」の違い、「う」と「お」の違いが曖昧)その辺は妥協しましょう。
裏表書いてくれるので友達の名前、表に相手の名前を書いて恋人とおそろい、反対側はアルファベットなど、バラエティー豊富。
木製のハートの型にマジックで文字を書く。スタンプでハートや星をつけて中に色を塗る。木にニスを塗って、乾けばそれはあなたのもの!
大体一つ2ディナールでやってくれます。日本のお友達のお土産に持っていけばお手軽オーダーメイドで間違いなく喜ばれるし、ネタにもなる!!
チュニスだと大体Avenue de Paris の銀行前かAvenue de Bourguibaの大聖堂の横で露店をしているおじさんがいたりいなかったり・・・気に入ったデザインを書いてくれるおじさんを見つけられるかはあなたの運次第。