買い物について

チュニジアは第三世界といえど、生活水準が高い。質は保証されないですが多くの必需品が簡単に手に入ります。
買い物は以下3つでとりあえず済ますことが出来るでしょう。

大型スーパーマーケット
CarrefourやMonoprix、Geantなどの大型スーパーがあります。値段も内容もほぼ変わりませんので好きなところに行くべし。Carrefourは自社ブランドの安いものがあります。Monoprixの方が南部などまで展開しているかな。Geantは大型も大型、でかいです。食料品、衣類、家電、文房具、キッチン用品まで全部揃います。ただしここで買う場合中国製品がものすごく多く、タオルや服など布類は特に質が最低すぎる。開店は朝から夜10時ごろまで

スーク(市場)
食料品から家電まで各種スークがあります。青空だったり一応の屋根があったり様々。食料品はスーパーよりも格段に新鮮で良い野菜や果物が手に入ります。夏はハエぶんぶんですが、週に1回は行っておいしい野菜買いましょう。肉類は保存が悪そうなので私はスーパーのパックされたものが好きですが、おそらく絞めたてみたいのもあるんじゃないでしょうか。肉を売っている横でコケコケ走り回る鶏もいる。スパイスや豆類も手に入るので、食料だけならスーパーよりスークに行ったほうが早いです。衣類のスークは中古が多いですが思いがけない出会いアリ。家電など大きい買い物は補償など効かないのでスーパーの方がいいでしょう。営業時間早朝から夕方前まで

ハヌート/ハンマース
日本で言ったらコンビニ的な、キオスク的な売店。いたるところにあり大小さまざまです。店の人側に大抵のものが置かれていて、必要なものを客がいいとってもらうスタイル。在庫は店によって様々ですが、生鮮食品だけはないです。当たり前ですが少し割高で、急に何かが必要になったときに助かる存在。店にあるものでサンドイッチすら作ってくれたりします。ナッツ類を売っている売店はハンマースと言います。営業時間はまちまち、23時や24時にはほとんど閉まります。

これが欲しいなら…
衣類
フリップまたは普通の服屋。フリップはご存知激安古着屋さん。
外資の服屋ではZaraやUnited Coloursなどあります。チュニジアのセレクトショップのようなものもありますが割高感はあります。探せばいいものがありますよ。首にまく系、頭にまく系は断然おしゃれなのがスークに売ってます。

電化製品
前述したようにスーパーがいいです。数年の補償や修理が効きます。
しかし、どうしても節約したいという方はチュニスのMoncef Beyで買ってもいいでしょう。ホテルアフリカの後ろをずーっと歩いていくとあります。家電が特に安く売っているエリアがあり、大体Taxを抜いた価格くらいで売っています。なので補償修理がない代わり、格安でモノが手に入ります。
イタリア製、トルコ製、フランス製、韓国製、中国製など輸入が幅を利かせてます。日本製は2モデルくらい遅い感じのが割高で売ってます。フランス製と中国製はあまり良くない印象。

文房具
いい文房具はなかなか手に入りません。ドイツ製やイタリア製がちらほらありますが、ボールペンは
非なめらかat all。ノートはなぜか罫線が非常に濃く、えんぴつは全然書いてくれないなど問題だらけ。
これだけはやっぱり日本製がいいので、もってくるか送ってもらうが吉。それかヨーロッパ遠征の際
やっぱり無印とかで買いましょうね。
どうしても良いものが急遽必要な場合、ラマルサのゼフィールの本屋さんに行くと種類は少ないですが
日本製(Pilot)、イタリア製、ドイツ製の許せるペンが売っています。

キッチン用品
スーパーで買ったら早いですが、スークにも掘り出しものがころころ転がっています。
鉄フライパンなど大きいサイズ、クスクス用のケスケスの丁度いいもの、などなど、
探してみるといいかも。美しい銅で鍋などが売っていますので、欲しい調理具や形やサイズがある人は
スークの金物屋で交渉してみると良いでしょう。

フランス語とアラビア語の国ですので、一般に手に入る本はこの二言語のものです。
前述のゼフィールの本屋さんか、ブルギバ通りのマクタバという本屋さんがおすすめ。
アラビア語で言えば流行の文学作品が手に入ります。アラビア語の本は全体的に高い。
ラマルサにいくつかある小さい本屋さんには英語の本もあります。
本スークもあり、中古の本が大量に売られています。どさどさおかれた本の山は本好きの人には
たまらないのではないでしょうか。