アルコールについて
チュニジアはムスリムの国なので公共の場での飲酒は名目上禁止とされています。
しかし、観光大国、そして先進的なイスラム精神を推奨しているチュニジアは非常に国際的な考え方を持っているのでアルコールの購入は可能です。そして比較的容易です。
スポーツカフェと書いてあるところは大抵バーです。ビールを飲みながらサッカーを観戦するのです。
ちなみにキャバレーと言われるものも大通りの裏路地にかげながら存在しますが、アルコール提供以前に不健全なのでおすすめはしません。
チュニジア人も文化的ムスリム、飲酒するチュニジア人も少なくはないです。そのため、街中の大き目のスーパーマーケットにはアルコールが販売されており、通りにはバーもあればアルコールをだすレストランもわりとあります。
しかし、ここでアルコールをチュニジアで購入する際に気を付けるべきことを書いておきます
- ムスリムの集団礼拝日である金曜日とムスリムの断食の月のラマダン中お店で酒を買うことが出来ません。スーパーでもアルコールコーナーはすべて閉められています。※飲食店で飲むことは可能です。
- また、バーなどの大衆酒場はお店のガラスがマジックミラーとなっており、中で飲酒をしている人が外から見えないようになっています。
- 外国人向けホテルや高級レストラン意外の中流レストランで飲酒をする場合は奥の部屋が好ましいです。出入り口付近は避けましょう。
- アルコールを購入した際は必ず中身の見えない袋にいれて持ち運びましょう
以上のことはチュニジアがイスラム教徒の国であるということからの配慮です。国内にはヨーロッパ人を初めとする外国人が多く暮らしていますが、相手の文化と宗教を尊重して生活したいですね。
ちなみにチュニジアにはチュニジア製ビールCeltiaやイチジク蒸留酒boukhaやチュニジアワインなどがあるほど酒造には適した地でもあります。観光レストラン(restaurant touristique)では気兼ねすることなくチュニジア料理とお酒を堪能することが出来きますので、機会があれば挑戦してみてはいかがでしょうか。