チュニジアの織物

チュニジアの織物も日本の市場にほそぼそと出るようになりましたよね。
私、もともと美しいカーペットなど使ったことがあまりなかったので、チュニジアに来てしばらくしてからも買おうと思ったことがあまりなかったです。ですが衝動で、安いもの限定でいくつか、買ってしまいました。

うちの家にあるキリムやマルゴーム(織物の名前、数種類あります)などは、全部で5つくらい。

まずこれ
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ガゼルの柄がかわいい小さめのキリム。40×30程度の大きさで、ベッド用テーブルの上に置いたりしています(このテーブルではない)。ガベス県のトゥジェン産、10DT(550円)

こちらもトゥジェンで買ったマルゴーム
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一番シンプルで、半日くらいで作れるタイプ。プレゼントでもらいました。シンプルながら手作りのウネウネ感が出ていてお気に入り。100×40くらい

 

これもトゥジェン産、

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これは少しだけ古くて、新しいのとは違いあまりパリっとしてない。キリムファンはもーっと古くて味のあるやつが好きみたいで、古いから安いということはありません。60×200くらいで70DTくらいでした(4000円ほど)

 

こちらはガフサ産

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プレゼントでした。これも40×100くらいの玄関マットサイズ。力を込めて織ったのが伝わってくる、波を打っています。

割りとオーソドックスな柄と形。好きです。

 

 

 

これ、カイラワンの絨毯をアレンジして作ったクッション。

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日本人の方が買ったのをまた買いしました。20×30くらいのミニで、たしか30DT?(1600円くらい)50だったかも。

こうして、じゅうたんを再利用した家具が出回っています。絨毯をふんだんにつかったソファーなんかもあり、千何百ディナール(6万級)します。

 

こちらは日本人の人考案のトゥジェン製キリムのクッションカバー。

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ボタンで閉めるところみたいのがなかったので結局公共料金の紙とかを入れてます

 

最後はこれ、サフサーリーヤ(のような名前だったと思います…)

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たしかタタウィンあたりのもの。結婚式の際にあたまなんかに載せるものと聞きました。ほんとかな。

このインクをにじませた装飾がまた他の織物と違って気に入っています。

ただ、高くて値切っても180DTくらい(1万円前後)した。サイズは結構大きめ