ラマダンからアイードへ
前ムスリムの皆様、そして私のように断食をしていた皆様、お疲れ様でした。
ラマダンはチュニジア、月の満ち欠け具合で1日延長となりアイードは6日・7日の二日間でした。
ところでこのラマダン明けのアイード(イスラム教の祝日)なにするの?って感じですよね。
基本的に何も特別なことはありません。1ヶ月の断食、みんな乗り越えられたね!頑張ったね!
・・・を、祝う日々です。皆さん思い思いに飲食を楽しみます。
ここで断食中に減量した人々もリバウンド続出・・・
アイードでは家庭内で手作りのお菓子を振舞います。
チュニジアはナッツやはちみつをふんだんに使ったヘビーであま~いお菓子がありますが、
ほとんどの揚げがし焼き菓子、大変手間がかかります。
それでもアイードのときだけは女性たちが頑張って家で作ります!
例えば、クッキーも大量に作りますが家に大きいオーブンが無い場合は近くのベーカリーなどで焼きを頼みます。
こんな形でバットをパン屋などで借りて、クッキーを型にはめ、もって行って焼いてもらいます。
焼き上がりを家でジャムをつけて完成!こんなことをひたすらやります。
普段はお店で1キロ単位で買うマクロードもうちで作ります。揚げたり焼いたり。
左奥はサモサ。これも巻いては揚げてを繰り返します。
手前のものはケーキにクリームと果物をのせたもの。
上はプシーサ。穀物の粉にナッツを砕いたものや蜂蜜を入れたもの。栄養とカロリー満点!
お菓子を食べながら皆さんお茶をすすり、外へ行ってもお店は閉まっているので家に引きこもります。
もちろん体重増加。
ちなみにアイードは子供たちの日!日本で言うお正月と一緒で、子供たちは大人からお小遣いをもらい、新しいおもちゃを買ってもらいます。夜には新しい服を着てみんなで小さい遊園地へ!
子供たちうはうはです。大人はげっそり。翌日からは現実が待っています。