タクルーナの釜焼きパン
先日のエルジェムコンサートへ行った際にタクルーナという小さな町へ行ってまいりました。
丘の上の小さなカフェで一休み。そのカフェの前にあった!田舎ならではのパン焼き機が!
こちらです。実はこちら、チュニジアの田舎ならぽつぽつ見かけるものです。
上のような感じです。
釜焼き・・・といわれるとよく聞く言葉ですが、イメージとしてはピザ屋さんにあるあれかな?と思います。
チュニジアは少々違います。
パンの焼き方はこんな感じ。
釜の内側に生地を貼り付けます。ぺたっ。焼けてきたら落ちちゃうんじゃないかと思っていましたが、意外と落ちないものです。
釜に蓋をして、しばらくすると・・・
いい色になってきたのでナイフを使ってはがします。
ぽろり。
端っこのほうなど焼きが十分出ないところは焼き足します。
出来上がり。いい色です、しかもいいにおい!
中はモチモチ、外はカリカリ、釜で焼いているのでとっても香ばしいにおいがして最高です。
チュニジアのパンは基本的にパン屋さんで焼かれているものなのでどこでもおいしいですが、この田舎の釜焼きパンにはかないません。
このような丸くて平たいパンをタッブーナとチュニジアでは呼びます。たまにお店でも売られています。
ここはカフェの近くの民家で焼いているものをおすそ分けしてもらったのでパン一つ1ディナールで頂きました。
郊外から田舎へ行く道ですとたまに家の手作りタッブーナを道中で売っている子供たちがいます。こちらもその朝に焼いたものなので美味。
チュニジアでおいしいパンをぜひとも堪能してください!