春休み、小学校の先生の不満

チュニジアの教育システムは日本ととても違います。欧米と同じく9月ごろ始まりますが、もうちょっと詳しく言うと本格始動は

9月後半。大学院は10月1日で新年度となるようです。ブルギバスクールはここ数年は基本的に10月2週目に始まっています。

 

また、初等教育と高等教育で大きく違うのも特徴。ブルギバスクール含む高等教育のシステムはセメスター制で、

大きく2学期に分かれています。10月から2月が1学期、2月から6月が2学期で、日本のように学期終わりに休みがあるのではなく、

普通に冬休み2週間と春休み2週間。今年は3月19日から2週間の春休みです。

私もしっかり先生としても学生としてもお休みいただき、この2週間はただのんびり致します。

お誘いいただき今日はフォーシーズンズでカフェなぞしました(うれしい)。

 

初等教育は5週通うと1週間お休み、というシステムが始まりました。面白い取り組みで、

年中このスケジュールで動くため、1週間の小さい休みがたくさんあるようになりました。

 

たくさんメリットもあるのでしょうが、小学校でフランス語を教えるモンタハちゃんはバッサリ。

「全然よくない。(生徒が)アホになって帰ってくる。」

そうか…と思わずにいられない。

 

 

言語は継続、大事ですよね。せっかく教えたこと、忘れられ、また教えないといけないのは

先生としてはイタイですよね。

 

今年は小学校の春休みも重なっているため、イベントもたくさんこの時期に予定されています。

去年などはズレたため、フェスティバルの日程もズレて散々でしたが、少しずつ国の事情に合わせているよう。

小学生たちはこぞってお出かけすることでしょう。

今後は先生たちの意見も取り入れ、アホになって帰ってこない対策が待たれます。