チュニジアのニュースをあれこれ

投稿日 2021年12月14日

あっすれーま、こんにちは。
今回は最近のチュニジアのニュースをあれこれお届け。

ビゼルトでロープウェイの設置工事の開始

チュニジア北部、首都チュニスから約1時間の場所にある都市ビゼルトにてロープウェイの設置工事が2022年に着工予定。行政上の問題をクリアした後に開始されます。
ビゼルトのキャップ・ブランからナドゥール公園を結ぶ、約2kmのコースで、観光客や一般市民の交通の利用される予定との事です。

ビゼルトは首都チュニスから1時間と近く、港周辺のオールドポートと呼ばれる付近がメインの観光地で、今一つインパクトに欠ける場所でした。
ただ、オールドポートの風景は海や港が好きな人にはとても楽しく、海鮮料理が美味しいレストランが多くある地域でもあり、とても綺麗な都市です。
アフリカ最北端のポイントなどもあり、このロープウェイが出来ることにより、観光地としてお勧めできるようになるかもしれません。
完成が楽しみです!

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ダハール地方でウォーキングコース(トレッキングコース?)の完成

ダハール地方とはチュニジア南東部のタタウィン、マトマタ、メドニン等の地域の総称です。
この地方を中心としたウォーキングコースが完成しました。
このコースは194kmにも及び、ガベス、メドニン、タタウィン県の9つの地域タメズレット、マトマタ、トゥジャン、ベニ・ケダッシュ、ゴムラッセン、ドゥイレット、シェニニを通過します。

この地域のお勧めの観光地をそれぞれ通過でき、且つ中々なハードなトレッキングコースになりそうです。
チュニジア南部の特徴的なこの地域のこのコースを是非挑戦してみてください。
ヨーロッパではトレッキングが好きな人も多く、この地域専門のトレッキングガイドもいます。
194kmも歩くのは大変すぎて無理そうですが、一部でもこの場所でトレッキング体験をしてみたく思います。

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チュニスの港町ラグレットの城塞「エル・カラッカ」修復計画

ラグレットは首都チュニスの海の玄関口、ヨーロッパからのフェリーが到着したり、クルーズ船が到着する港がある町です。
港町として、海から上がる新鮮な海鮮を利用したレストランも多く立ち並び、魚料理をたべるならラグレット地区に行くのが定番、そんな場所がラグレットです。

このラグレットには放置状態で残されている昔の城塞があります。それがエル・カラッカ(スペイン城塞)です。
16世紀にスペイン統治時代にこの場所に巨大な城塞が作られ、その後オスマン帝国が引き継いで増築しました。
今はその城塞のほとんどが取り壊され、その一部(街への入り口部分)エル・カラッカが残すのみとなりました。

現在は町の一部としてある城塞で観光資源としてはあまり使われていない状況です。
海の町として眺めも良く、歴史ある城塞であるため修復すれば観光資源として十分に活用できるために、今回この修復計画がすすんでいるようです。

数年前からこの城塞の修復計画はニュース記事等で目に見ますが・・・・、まだ着工できていなかったのですね・・・。

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