不思議な連絡体系 行き違う

私はチュニジア生活が始まってちょうど2年半にかかるところです。

初めのカジュアルな友達たちはどんどんこそげ落ちていき、数える程度の友人と呼べる人のみとの付き合いになってきました。

 

私がチュニジア人とあまり友好関係が続かない理由の一つは、連絡に対する態度だと思っています。

日本人の方なら分かってくれると思うんですが、私は基本、待ち合わせや緊急の時以外

連絡や電話、しないんです。

ところがチュニジア人はなんでもかんでも話したい。内容のないときでもお構いなく頻繁に電話をするのが

常の人たち。私は変な時間にかかってきたら、とらないこともしばしばです。

私の中では友達だと思ってた人でも、チュニジア人的には連絡しない=嫌われてる、と思うらしく

いつの間にか他人に戻っているということが最近分かった。

 

こうして電話しい連絡しいの友達がどんどんいなくなっていき、連絡がなくても構わない人たちが残った。

必然的に外国人が多くなります。

 

ただ、一つ納得行かないのは、連絡がほしいのにそのそぶりを見せない、挙句こちらから連絡しないことに憤怒する人。これ結構多い。

留守電なし、メッセージ無しの人が、深刻そうに

「なんで連絡してくれないの...?」

といってきた日には、もう。

そんなに連絡ほしかったんだったらそっちから言ってくれればいいのに、

と思わずにいられない。このタイプすごく多い。電話代がないとかそういうんじゃないんです。待ちの姿勢なのです。もう、はぁ、ごめんねととりあえず言いますが。

こんな不思議な連絡体系に私は振り回され、チュニジア人と心が行き違う日々です。