もちろんアスィダとズゴーゴを食べる

預言者ムハンマドの誕生日(モウレド)は、イスラム暦にのっとるため毎年10日くらい前にずれますが、

今年は12月12日、昨日でした。

土日とうまく相まって、嬉しい3連休。

チュニス在住の長い方は聞き飽きていると思います、

アスィダとズゴーゴ食べた?

カフェおじがくれたアスィダ

少なくともチュニジアでは、伝統的にこのアスィダかズゴーゴというデザートを、ムハンマドの誕生日に食べます。

モウレドのころになると、アスィダを食べるか、食べたか、聞かれる。

外国に住んでいるチュニジア人もこぞって

ほら、私もこんな国でアスィダを作ったよ~♪とわざわざ写真つきであげていました。

仲の良い友達などは、君はどこでアスィダを食べるの?とわざわざ外国から心配のメッセージをくれた。

何で食べるの?と今聞いてみたら、ムハンマドの誕生日のみならず、誰かが生まれたときに

アスィダを振舞うのが伝統なのだそう。それが、いろいろあってムハンマドの誕生日にはみんな食べて

祝う、というように転化したようです。

私たちが正月に雑煮を食べたくなる感じと似ているのかもしれない。

 

私ももれなくアスィダを食べました。カフェにいって、例によってアスィダを食べたか聞かれ、

食べてない。と言ったら、なんと無料サービスでくれました。

ほんとイケズで優しいカフワージたちである。

味は黒ゴマプリンに練乳とナッツを乗せたかんじで、美味です。

甘すぎずとてもいい。

 

他のイスラム圏ではどうなのでしょうか。

ムスリムでもこぞって食べ物をFacebookにあげてるのはチュニジア人だけだったから、

他の国ではどうなってるのか気になります。

どなたかこっそり教えてくださいな。