Dar Decoでお怒りを食らう

今現在開催中の、インテリア系の展示会Dar Decoに行きました。

天下のクラムの会場とだけあって、なかなかの盛り上がりがある印象があり、

行けることが決まってワクワク。

 

クラムの会場は入場1DT、セキュリティーチェックあり。

クラムは車でしかいけないこともあり、下々のものを足切りしている感がありますね。

来ているお姉さまたちはラベースな雰囲気を醸し出しております。

 

中に入ったら観葉植物が綺麗に並べられた通路があり、それを抜けると大会場となります。

控えめに写真をパシャ、パシャ

商品を個別で撮るのははばかられるので、控えめに全体写真を撮っていました

 

ちょうど下の写真の後ろをなんとは無しに撮ったところで、横にいたマダムが

「あ、あの人なんか言ってるよ」

と言った。振り返ると

ツカッツカッツカッ!!!! プリプリプリプリーッ!!!!

と向こうの方から、しゃなりとしたお兄様が登場・・・

お兄様は私にお怒りの様子で言い放つ

「ちょっとアンタぁ、分かってんの?今の写真消しなさいよっ」

えええごめんなさい…

どうやら私が取った写真の方面に、お兄様のブースがあったご様子で、

無断で撮られたことに怒りをあらわにしたのだった。

私は、素直にあああごめんなさいと言うけれど、お兄様の鼻息は荒いので、

画面を見せながら、ほら~消しますよ~消しましたよ~と、怪しいものじゃないですよ感をアピール

 

お兄様はとりあえず安心したけれど、フンッッという効果音がつきそうな足取りで去っていった。

お兄様のアトリエはくしくもなかなか良いデザインで、ショップカードが欲しく、もらいに行くとお兄様は一言、

「あんた、何なのよ」

キレてるじゃん…

とりあえず、ビジネス的理由でいい家具を探してて…と説明すると、無言で、でもやっぱりフンッの効果音とともに、

ショップカードならぬ、パンフレットをくれました。

 

商品を写真に収めるということはとても繊細な信頼関係が必要ですが、

チュニジア人は優しく、聞けば8割方OKをくれます。

メディナのお兄ちゃんに聞けば、アジア方面で安くイミテーションを作る人もいるから、基本いやなものだそう。

今回は許可を取らなくて、失敗したなぁと思いました。

 

工芸品を買い物すると明らかに私たち(というかアジア人)を警戒している人が少なからずおり、

色んな国際問題の渦、すさまじいなぁ、と思うわけでした。