おしが強い人
チュニジア滞在経験につきもの、結婚式のお誘いです。
チュニジアの結婚式は一般的に長く、1週間まるまる結婚式ということもありえます。
というか普通そうみたい。
この日はヘナをする日、この日はハンマームにいく日、…など、とっても忙しく非常に体にこたえるつくりになっている。
お金が大変かかることでも有名で、またお金のかからない結婚式は不名誉であることから、
できるだけ華やかになります
つい最近知ったんですが、ことわざに
「みんなで運ぶと羽(の用に軽い)」
というのがあって、つまり、結婚式のようなお金のかかるイベントは、
親戚中でお金を出し合って痛み分けをする、負担を軽減させる、というのが基本のようです。
私たち外国人が呼ばれるのは大抵終盤の「結婚式らしい」ところで、
新郎新婦が素敵なドレスを身にまとい、豪華な椅子に座っているのを、
チュニジア伝統音楽の楽団の演奏を聴きながら、見守るわけでございます。
お祝儀は日本のように値段の決まりはなく、最低20DTくらいだとのことですが、現金でなく物品でもいいそうです。
チュニジアスタッフRちゃん曰く、本来は新郎が小指にヘンナをする日、
カナストロというプレートに、みんなが現金を「投げいれる」のだそう。
ほんで、誰々はおいくらディナール!!というのをさけんでみんなに知らせるのだとか、これすごい文化
外国人はあまりこの新郎のヘンナの日に呼ばれることはないみたい。
最後の日でもご家族に渡せばきちんと受け取っていただけます。
そんなこんな、つい今週知り合ったばかりの人が結婚しまして、こい!という連絡があった。
「結婚ウィークだから、土曜日夜きて」
という
そう、結婚式は一大イベント。ご近所さんでもなんでも誘っとくべきなのです。
でもその人出身がドゥッガの遺跡のほう、テュブルサで、夜だと行くに行けない。
そうやんわりと伝えると
「結婚ウィークだから、土曜日夜きて」
と来た。。繰り返しに若干の圧力が。。。
だから、交通機関もない、あまりなれてないから、チュニスであったときに祝うね、と言ったら、
「来るの?来ないの?」
そうきたか。
多分行けないよ、ともう一度言うと
「来るの?来ないの?」
いやぁ~…
「来るの?来ないの?」
…
「来るの?来ないの?」
ちょっと、怖っ…
とりあえず、行けたら行くといった。今日また連絡が来るらしい…