ガスリーン組のデモ、生き残り
ハローワーク省のふもとで頑張っていたガスリーンの若者たち。
難民キャンプ並みにテントが張ってあり、住み込み状態でのデモがずっと続いていたのですが、
最近は大分熱が下がってきたように思います。
去年の夏のこの様子は、もうありません。
雇用を生み出せ!!デモ
チュニス中心部のエル・ミシュテル・ホテルの前には、教育省、労働省に加え『雇用省』のようなものがあります。アラビア語ではwizara tashghirと言うのですが、労働させ省…
今でもデモは一応続いているようですが、かなりおとなしいです。
周りの人に聞いてみたら、ほとんどはあきらめて引き上げ、数人がローテーションで来て
数日テントで寝泊りするようです。
これ、ハロワ省の横でもあり、銀行の横でもあるので、人が多かったときはATMがすんごい使いにくかった。
仕事ほしいおにいちゃんがむらむらしている横でディナール引き出すのこわい。
もう丸々1年経過しますが、どうも決着は付かなかったようです。
お兄ちゃんたちはとにかく仕事だけがほしいと言うことだったけど、実はそれだけではなくて、
コーヒー屋の仕事はダメとか、ハロワ省から出された提案も納得できず断るなど、
デモ側にも少なからず問題があるようでした。(真相不明)
最初はマットレスだけ敷いてたのに、立派なテントにまで仕上げられてしまって、
なんとも悲壮感ただようこの姿です。
ガスリーン、事情が事情で大変ですが…早くいい方向に進むことを祈っています。