移動式の劇@国立劇場パレ・ハスナダル(Halfaouine)

さんぽを早めに切り上げ、国立劇場パレ・ハスナダルに行きました。(パレ・ハスナダルの詳しい説明はwikiをどうぞ)

目的は、中で行われる劇。私は詳しいことは知らず、入場料10DTを払ってとりあえず入ってみる。

時間になると、門が開放されて、前庭で待たされる観客。しばらくどこかから音楽が聞こえていました。

 

劇場入り口から2人の役者が出てきた。

さぁ、ついてきて!的な台詞を合図に、ショーが始まりました。

建物内の各所に、役者が様々な格好で待機していて、それを見ながら進む。

移動しながら話や建物の雰囲気を楽しむという

魅力的な劇になっていました。

広間では必ず寸劇。

大きい広場ではチュニジアン・ミュージックの演奏を聞く。

踊り場では超有名女優らしき人が演じてみせるなど、細かいところまでいろんな要素がちりばめられている。

一つの目玉、シュールなダンス劇

(観客の民度が高い)

最後は屋上のテラスで終わるようになっていて、

また、どこからともなく聞こえてくる歌。

テラスから下に乗り出して見ると、

 

門の上で歌うバンドがいました。

 

あえて見えにくいところで歌わせるあたりに演出のこだわりを感じさせる

目は景色を楽しませ、耳は音を楽しませるかんじなんでしょうか

 

夜のメディナ、癒し系。

パレ・ハスナダルはいつも夜入れるわけではないようですが、

国立劇場なので定期的にイベントがあるとのこと。

この移動式の劇はチュニス内で結構やるんだそうです。

私にはかなりアタリの劇でした。

ぜひお試しあれ