閉鎖するチュニジア語のクラス
私の通っているチュニジア語の学校は、実は主に英語を教えている学校です。
アラビア語科が別部門としてあり、チュニジア方言の教育に力を入れているめずらしい学校でした。
4月のタームで先生が、
「知ってた?アラビア語科は閉鎖。学校も引っ越します。」
といった。最初冗談だと思ったけど、どうやら本当に閉鎖するようなのです。
国際情勢のあおりで、チュニジアはアラビア語を学ぶ場としての人気がさらに落ちました。
もともと方言にフランス語が入りすぎる、チュニジア人のアラビア語力が低いという理由で
日本人にはあまり人気のない地ですが、今フスハーを勉強する日本人学生は、ついにゼロになりました。
そんなことで、貴重なチュニジア語を教える学校の一つがついに閉鎖。
フスハーの生徒がいなくなり、今はチュニジア語だけになっていました。
残念でならないですが、一応私たち最後の生徒は6月8日まで勉強します。
先生は課外活動をとても重視する人で、遠足やランチを頻繁に企画してくれていました。
先週金曜日は、ラマダン前で最後にランチが出来る日ということで、先生がチュニパスタをしてくれました。
見ての通り学生、すくない、、、今チュニジア語のクラスは2クラスで、学生は全部で12~3人です。
やっぱり数十人はいないと、持たないんだろうなという感じ。
マナールの素敵なガーデン・キッチンつきのお気にの学校だったので、私は悲しいです。
チュニジア語をわざわざ勉強する人と出会えるのも楽しかった。
次はどこで学ぼうか、考え中。