イード明けのスーパーと悲しみ
さまざまな都市機能が停止するイードですが、今年もなかなかでした。
みんなが一斉にバラバラになった羊を洗うため、毎年のように断水しますが、私の家では今回は金曜夜から土曜の夕方まで断水。真夏の汗だくにシャワーが浴びれないというのは大変つらいことでありました。
日曜日を経て日常に戻り、さらに今年はシアンス・ユニックも一緒に終わって通常営業に戻ったため、休みからの急激な労働時間の上昇に体がついてまいりません。
さぁ、私だって生活をしなければいけない。がんばるぞ。そんな思いでモノプリによると、かばんをチラ見するだけの簡単なお仕事のガーディアンにさっそく出鼻をくじかれます。
第二弾はシャアビー地区恒例、穴だらけの買い物籠。よわよわのぷらすちっくとガタつくタイヤに悲壮感があります。
野菜コーナーに到着すると、おおお・・・
ないですね・・・
フレッシュ野菜の対義語みたいな野菜だけです…あとなぜかズッキーニだけとても豊富
傷ついた玉ねぎ、折れたニンジンなど、みんなしっかり洗って食べればおいしいんですが、
どうにも購買意欲をそがれます。東京で買う1個100円トマトなど、手が震えるほど高いうえ、
対しておいしくなかったりしますが、輝きのある丸がきれいゆえ買ってしまうというものです。
しかたなく、ズッキーニ1本と玉ねぎを買い、店内をうろつきますが、肉コーナーは全部売り切れ。
水もほとんど売り切れ。
これはなぜなのだろう?イード中、イード明けと仕入れがこないから?
それともイード前後でみんな大量購入するから?どっちも?
足りないものだけ足して、レジへ。挨拶なくさっさと会計を済ませたパートのお姉ちゃんは、
お釣りを返すとすかさずケータイカメラで前髪をチェック。
わたしは彼女の前髪よりも、たいせつでない存在・・・と感じながらモノプリを後にします。