チュニジアのお掃除事情《ジャベル》
チュニジアの家庭に必ずある1本。それはこの黄色いボトル、ジャベルです。
ジャベルとは塩素系漂白剤のことで、日本ではハイターやブリーチがそれにあたります。
チュニジア人、ジャベル信者がとても多い気がします。
お皿も、服も、床もとにかく全部ジャベルで洗浄。
食器類の場合は、食器用洗剤と混ぜて使うんですが、チュニジアに来たばかりのころは一体みんな何を混ぜてるのか?この強い臭いは一体なんなのか?しばらくわかりませんでした。
ある時、お皿洗いをしているときにチュニジア人の友人に「ジャベル使ってないの?」「食器についた卵の臭いが消えないじゃない!」と言われてその正体に気付いたとです。
あまりにも強烈な薬品臭がするのと、健康・環境に悪そうなイメージがあったので、使う機会はありませんでしたが、ここ最近…チュニジア人の言うコップについた「卵の臭い」というものが気になり始め、今では毎日使うようになってしまいました。
床を掃除するときもこのジャベルをバシャーとまいてふき取るんですが、掃除後はなんともいえない清潔感を味わえます。白いシャツについたトマトソースなどにもちょんちょんとつけて漂白してます。
こうしてわずか2年足らずで私もジャベル信者になってしまったのでした。