チュニジア北西部の街「タバルカ」に国立コルク博物館がオープン

2022年11月17日に、チュニジア北西部、地中海沿いの街「タバルカ」に新しい「国立コルク博物館」が完成しました。
このタバルカは森林の山と地中海に挟まれた場所で、ジャズの街としても有名です。

チュニジアの森林週間の一環のプロジェクトとして作られ、チュニジア北西部の観光資源として活用されます。

タバルカ国立コルク博物館では、次のような事を目的としています。

  • Kroumirie - Mogodsのコルク樫の風景に関連した製品と副産物を促進。
  • Kroumirie - Mogodsにおけるコルク樫の景観に関連する文化的・伝統的慣習の重要性と、自然および生物多様性の保全におけるその重要性を強調。
  • コルク樫の森に適した管理方法の紹介

この博物館、地域のエコツーリズムの側面を強調し、コルク樫とその資源を紹介することで人々の認識を高め、その振興と発展のために地元、地域、国の関係者を結集することを目的としています。

この博物館は、北アフリカ世界野生生物基金(WWF NA)が、森林総局、タバルカのシルヴォパストラル研究所、森林管理局、農村工学・水・森林国立研究所、ソシエテ・ヌーベル・ド・リエージュ・ア・タバルカ(SNL)と協力して作られました。

People & Cork」プロジェクト「Kroumirie Mogodsにおける地域コミュニティ開発のためのコルク樫の文化的景観の価値向上」の枠組みの中で実施されたものです。