ガンナリ~ヤ~

あすらーまー

太陽もぽかぽか、夕方もぬくぬくと心地良い暖かみが含まれた空気が気持ちいい春。
ブルギバ通りをはじめ、チュニジア人の皆様もどんどん表に出始め、日没後もカフェでゆっくりする季節になりました。
春です。

さてチュニジアのお野菜はハウス栽培等々の技術がそんなに普及していないので、非常に季節に正直です。
そして、春を感じる食べ物のひとつがこちら。

写真 2015-04-18 13 09 14

ガンナリーヤといいます。
なんだそりゃと思うと思いますが、日本で知られるところのアーティチョークです。
アザミ科のお花で、つぼみのがくの部分を食べます。
筍に似た触感。
日本食の手に入らないチュニジアでは、日本人の筆者にとって特別懐かしさを感じる食べ物のひとつです。

さて写真はつぼみをまるまる塩茹でして半分に切ったもの。
外側の花びらから手ではがしつつ、花びらの根元付近のやわらかい部分をかじって食べます。
チュニジア流です。

茹でる前に花びらの硬い部分を取り除き、がくの柔らかい部分のみ取り出して調理する方法もあります。
定番ですがクスクスにも入ります。
一度だけ、がくの上にひき肉が詰め込まれた、椎茸ハンバーグ的な調理法も見たことが!

しかし、季節に正直ですから、もう一ヶ月もしたらなくなっちゃうかな・・・

皆さんもチュニジアに来たら、是非、その季節の旬な食べ物を調べ!食べ!してくださいね。