チュニジア語でありがとう

英語もそうですが、チュニジア語で『ありがとう』というとき、やたらバリエーションが多いんです。
フスハーだったらシュクランですが、チュニ語では何通りもある・・・場面によって使い分けが
いろいろありますが、細かいルールはなく・・・とりあえず紹介

1.Aichek(アイシック)
最も基本のアイシック。ありがとうの基本形という感じで頻繁に使います。
これにKhoyaホーヤ=兄ちゃんをつけて、Aichek Khoya!とするとThanks Bro
見たいな感じに使えてカジュアルに。おじちゃんにはAmmiアンミー、
おばちゃんにはマダムかKhaltiをつけます。

2.Yatik Sa77a(ヤティークサッハ)

こちらも軽めですがAichekよりちょっと長い分丁寧なのでしょうか。こちら色々な用法があり
ありがとうだけの意味ではなく様々です。あわせてYatik sa77a, aichekヤティーキサッハ、アイシック!
ともよく言ってるのを聞きます。

3.Yar7am waldek(ヤルハム ワルデーク)
こちらは結構感謝してる感が出ます。あなたの父様に慈悲がうんぬん、というイスラミック
丸出し表現。これはありがとうだけではなく、どうかお願い、という感じでも使えるみたい。
物乞いの人が、手をさしながら発する言葉でもある。
父ちゃんの単語は他にbouボーがありますので、Yar7am bouk(ヤルハム ボーク)としてもオッケー。

4.Barakallah fik(バラカッラ フィーク)
こちら有名だと思いますが、チュニジアのみならずアラブ圏ではよく使う印象があります。
感謝度高いとおもう。

5.Merci alik(メルシー アリーク)
フランス語の『メルシー』とアラビア語の『貴方に』、を混ぜたチュニ表現。
よく使うのを耳にする。完全フランス語でメルシーボコーでもおっけい

6.Aichou(アイシュ)
Aichekを崩した言い方。友達間のみで使います。

 

これくらいかな、結構多いですよね。なぜだかフスハーのシュクランはほとんど使わないけど、表現自体は
アラビア語の単語によっています。