サッハ・シャリーバテク
6月6日、ついにラマダーンが始まりましたね。
私は休暇をとってチュニジア外にいましたが、6日の昼ごろに飛んで帰ってきました。
帰って家で死んでいたら、友達から電話が来た。
「サッハ・シャリーバテク!」
初めに発せられたのはこの言葉。チュニジアのラマダーンのご挨拶。
サッハ、は最早説明のしようもない言葉で、良かったね、とか、非常に様々な意味で使います。
シャリーバテク、これも少し説明の難しい単語。(あなたが)『飲んだこと』『飲むこと』とでも言いましょうか…
何にせよ、1日の断食明けのイフタールの時間が過ぎてから人に会うと、必ずこれで挨拶します。
サッハ・シャリーバテク!
がんばったね、やっと(水分)飲めたね、よかったね、とお互いを励ましあいます。
飲めないことが心底キツイ、ということを物語っている感じがします。特に今、夏だし、、
外国人は「サーイム」か「ファーティル」か聞かれることとなるでしょう。
サーイム=断食している
ファーティル=断食していない
覚えておきましょう。
サッハ・シャリーバテク!と言っておきながら実はファーティル、
だと、若干気まずい思いをするかも分かりません。