チュニジアのスークを歩いているとかなり目に付くお土産のうちの一つです。
そう、革製品。
少し話はそれますが、チュニジアは肉を解体する際にイスラム式の方法で行います。
その際、肉を解体する前に、血抜きをおこないその後肉の皮をはがされます。
つまり、大きな一枚の皮が出来上がるわけです。そのため、丸々洗い、乾燥させればなめし易い大きな皮がいくらでも得ることができます。
革製品となっている主な動物は、牛、ヤギ、羊です。それをなめして様々なものに使われています。
お土産として安価に購入できるのがヤギ皮。丈夫で、牛よりも軽いため靴屋かばんに多く使われます。
今回はそちらをご紹介。
まずはかばん。とっても軽くて丈夫です。色にバラエティーはそこまでありませんが、大体写真でご覧の通り。
茶、こげ茶、赤、オレンジ、黒、黄色、緑くらいです。人気の色はやはり茶系とオレンジ系です。
色んな形とデザインがあるので年齢問わず人気。ポシェットとトーとバックが多いですが、最近はチュニジア風の柄の布地と合わせたリュックなども売られています。また、皮にラクダやアラベスクなどの文様が施されているものも!
次はサンダル。やはり革製品なので足にとてもなじみます。色と素材はほとんど上のかばんと一緒。一見地味に見えますが、足元にあるとこの鮮やかさと、皮の形が映えるんです!
ちなみに刺繍の施されたこのような靴もありますが、こちらのほうが上級編。形と模様のせいで意外とあわせづらかったりします。
なんだかたくさん置いてあると地味に見えますが単体だとなんともかわいらしいものです。なんと言っても丈夫で使いやすい。値段もお手ごろです。
かばんも靴も15ディナールから。子供用の小さいものであれば10ディナール程度で買うことができます。ボストンバックほどの大きさのものまであります。チュニジアはファスナーが弱いことがあるので日本で変えるか強いものを選ぶか、必要なければついてないものを選びましょう。靴も同様。気になるようでしたらしっかりチェックしましょう。