欠陥住宅に住む

チュニジアに、欠陥住宅でない住宅などあるのでしょうか。
チュニジアに住んで2年がたち、3つの家を転々としました。
足しげく通う建物も増えました。

どこの家にも必ずある、謎の穴。
チュニジア人に「プロ」の大工がほぼほぼいないため、住宅は半分できあがった状態で
作業が終わっていることが多い。
どこに行っても、この家はどこどこがダメで…という話で盛り上がります。

前の2つの家を経験し、「チュニジアの古い建物はやばい」という結論にいたり、
丁度1年前、新築マンションに引っ越しました。
私が最初の住人、冷暖房完備、何も問題ない!

かと思ったが、やっぱりここはチュニジア。欠陥だらけで困っちゃう!
私の家の欠陥を大公開。

まず、セントラルヒーティングのパネル。必要な部品の取り付けが忘れられ万年1日2滴水がたれる。
問い合わせても「どこで部品が手に入るか分からん」

続いてこちら、大きい欠陥でもないですが

天井の電球の線を通すために空けた穴が雑。

続いて最近気付いた大きすぎる欠陥こちら。

なんだかわかりますか？
エアコンのホースなどを通すところ。エアコンの真裏ですが穴が全くふさがれていない。
大雨の後酷い異臭があり気付きました。奥までのぞくと10cmくらいの穴。下から下水臭がこみ上げる、おえっ。
まえからヘンなにおいはあったがここだったか!

この国では業者に頼むより自分でやるが早し。
こうした謎の穴や欠陥は、白セメントを自分で買ってきて、ぺたぺた塗って直します。
だって業者を呼ぶと、くるまでに2週間、実際やってもらうのに2週間かかるうえ、
笑えてくるほど雑、セメントを撒き散らして終わり。
それに金なぞ払っていられない。

チュニジアにこれから住もうという方は、手先の器用なおにいちゃんの電話番号をまず死守するべきです。
彼らがあなたの生命線となりますゆえ