[チュニス発着] チュニジア北部を巡る、地中海とローマ遺跡の旅 [1泊2日]

[ウティカ遺跡 1時間]

フェニキア人が築いたチュニジア最古級の植民都市として栄え、のちにカルタゴ、そしてローマへと引き継がれた港町ウティクの遺跡を訪れます。
現在は内陸に位置していますが、かつては海に面した重要な貿易拠点でした。

緑豊かな土地に静かに残るローマ時代の街並みや建築跡を散策しながら、見事なモザイク装飾や、当時の暮らしの痕跡に触れていただけます。
歴史の移ろいを感じられる、落ち着いた雰囲気の中でのひとときをお楽しみください。

[ビゼルト 1時間30分]

“チュニジアのヴェネチア”とも呼ばれる、美しい港町ビゼルトを訪れます。
地中海に面したこの町は、古くから交易の拠点として栄え、今もなおどこか懐かしさを感じさせる風景が広がります。

まずはビゼルトの象徴ともいえるオールドポート（旧港）を散策。
色とりどりの漁船が並び、絵葉書のような風景が広がる美しいスポットです。

そのすぐ横に併設される、ビゼルトの古い街並みが残るカスバ地区も訪問。
石畳の小道と素朴な建物が織りなす情緒ある風景の中、ゆったりと流れる港町の時間をお楽しみください。

[アンジェラ岬 30分]

広大なアフリカ大陸の最北端に位置するアンジェラ岬を訪れます。
岬には**「アフリカ大陸最北端」の記念碑**があり、その足元に立てば、まさにアフリカの“てっぺん”に到達した気分に。

眼前には、果てしなく広がる地中海とチュニジア北部の雄大な自然が広がり、記憶に残る特別な風景が待っています。
アフリカ最北端での記念写真にもぴったりなスポットです

[タバルカ 1時間]

チュニジア北西部に位置する地中海リゾート地・タバルカ。
ジャズフェスティバルの開催地として、また珊瑚の産地としても知られるこの街は、緑と海が織りなす美しい風景と歴史が調和する港町です。

まずは、海の浸食によって生まれた奇岩群 「針岩（Les Aiguilles）」 を見学。
鋭く突き出す独特の岩々が並ぶ、タバルカならではの自然の造形美をお楽しみください。

続いて、町を見下ろすジェノバの城塞跡へ。16世紀にイタリアのジェノバ共和国によって築かれたこの要塞は、現在では地中海と港町の絶景を望む人気の展望地となっています。

自然と歴史に彩られたタバルカで、心に残るひとときをお過ごしください。

[ブラ・レジア 1時間30分]

ローマ時代の地下住居跡が特徴的な、チュニジア北西部の広大な都市遺跡・ブラ・レジアを訪れます。
この地は、紀元前のヌミディア王国からローマ・ビザンチン時代にかけて繁栄した歴史ある都市で、特に地下に造られた住宅跡が今も良好な状態で残されています。

暑さをしのぐために造られた地下の居住空間では、食堂や寝室、台所跡まで見学でき、ローマ時代の暮らしの工夫を体感できます。
さらに、床に描かれた色鮮やかなモザイク画も見どころのひとつ。芸術性と保存状態の良さが際立ちます。

地上と地下に広がるユニークな都市構造を歩きながら、古代都市の魅力をじっくりと味わってください。