サッカーが命

 

先週の木曜日、オフィスに帰ってきたドライバーが

「15時ごろ道路すごい混んでた。今(17時ごろ)はもうすっからかん」

という。

 

普通チュニスは、オフィス時間が平均8時半-17時なので、この前後(とお昼)大変道路が込むのですが、

木曜日の15時から渋滞が起こるなど、めったにありません。

ドライバーいわく、この日はサッカーのアルジェリア戦が17時からあり、

みんな早めに帰って心の準備をするのだと言います。

 

オフィスを出たら、確かにこの日は外が妙に静かなので、直ぐ近くのカフェをのぞいてみたら

 

 

 

みてます。

 

面積20㎡くらいの小さいカフェだけど、ちっちゃいスクリーンにみんな釘付け。

アルジェリアはお隣の国だけあって、熱い一戦です。

 

この日は会う人会う人に、アルジェリア戦だ、さぁ大変だ、といわれ、

見ないというとほとんど非国民扱い(非国民だけど)である。

 

前半1-0で勝っているということだけ人に聞き、

次の日2-1で勝ったということも聞きました。

 

サッカーの大事な試合があるたび、カフェというカフェが満員になり、

家にいても歓声が聞こえてくる。

スタジアムにはいけないけど、カフェなら1DTでもいれるのだから。

 

カフワージ(カフェのスタッフ)は儲かるけど、試合で何かが起こるたびに叫び荒れるので、

「俺はサッカーファンが嫌いだ」

ととあるカフワージはもらしていました

 

チュニジアのサッカー人気は本気ですさまじいです。

男はクラブアフリカかトラジのファンである必要があります。

サッカー命のチュニ男でございます。