世界で唯一の逆転時計!

アスレーマ (о´∀`о)

最近パセリサラダにハマっています。
ちなみにパセリサラダはチュニジアに来てから知りましたが、
元々レバノンのサラダだそうです。ほ~🤔🤔🤔
あ、もうひとつちなみに、一昨日家でパセリ刻んでたら自分の指も一緒に刻みました。
指先を刻んだので生活が不便ですが元気です。
日本から持ってきた包丁、よく切れますね~。(暢気)
みなさんも日々の生活で気を付けてくださいね!(まずは自分が気を付けないとですね~。)

さて、タイトルから、
あれ、おでこに傷のある某魔法使いの少年が成長していく物語かな??
って思った皆さん、ごめんなさい違うんです。

チュニジアの中で、規模・保存状態が最も良い遺跡のひとつ、ドゥッガ遺跡
チュニスからそのドゥッガ遺跡に行く途中に、テストゥール(Testour)という町があります。
その街のグランドモスクにあるミナレットには時計が付いているんですけど、
その時計、反時計回りに時を刻むんです。
この場所に立ち寄ったのは、16:30頃。
時計の針はここを指していました。

分かりますか?
ここです。普通の時計で言ったら、19:30です。

ミナレットに時計があるのは結構珍しいんですけど、時計が逆に時を刻むということで、
世界でただ一つのモスク/ミナレットになっています。

ちなみにテストゥールの街はアンダルシア様式で出来上がっています。
モスク・ミナレットもアンダルシア人が建設しました。
なので時計の上の両開き窓にスペインっぽさが。
建材にもスペイン産の土が使われたりしたそうですよ😃🌟

そして、ミナレットの時計が逆に時を刻むのには理由が。
アンダルシア地方から移民として流れてきた元々のテストゥールの人々が、
アンダルシアに戻りたい!(過去に戻りたい!)という願いを込めて
時計が逆向き
に時を刻むように設置したんだとか。

ちなみに、上記の話以外にもいくつか説はあるようです。
・・・が、文献に残ってたり書き残されているわけではありません。
でも、テストゥールの街で住民に、なんで?って聞くと、みんな、
アンダルシアに戻りたいって願いを込めてるんだよ。
と話してくれるそうです。
(誰かに伝えるときに、その説を話したがる人が多いみたいですよ!)

というわけで、チュニジアに世界で唯一のミナレットがあるというお話でした。

 

それでは、
ビスレーマ (о´∀`о)