[7月1日更新]チュニジア国内のコロナ感染拡大防止措置の強化

6月29日にチュニジア政府は新たにコロナ感染拡大防止措置を発表致しました。
現在施行されている措置も含めて次の通りとなります。

観光シーズン到来で、ワクチン接種者の旅行客を期待していたのですが、この措置にてまた客足は遠のきそうです。
コロナウィルスはある程度、変異しやすい形であると前から言われており、今更新しい変異種がでてもやっぱりとしか・・・。
もうそろそろ無理やりコロナウィルスをインフルエンザポジション並みに持っていき、色々な措置を収束させないと世界経済というか、観光業界等の娯楽産業が壊滅しそうです・・・・。

***在チュニジア日本国大使館よりの領事メールより、

●チュニジア入国規制
7月1日より全ての入国者に対して「QRコード付き RT-PCR検査陰性証明書」の提示の義務
QRコード付きRT-PCR検査陰性証明書の次に、公的機関が発行したもの、公的機関が許可を得て運営している民間医療機関の証明書等も有効。

7日間(入国日含む)の自宅等における自主隔離(隔離解除前のRT-PCR検査は義務ではない)

次の者は入国後の隔離処置が免除される。
・新型コロナウィルスのワクチン接種完了(2回とも)した人で、QRコード付きの接種済み証明書(若しくは公的機関が発行した証明書)を携帯しているもの。
・出発日の6週間以上前に新型コロナウィルスに感染した者で、公的機関から発行された医療証明書を携帯している者。

入国時、ランダムに迅速抗原検査が行われ、要請の場合は強制隔離。
健康フォーム及び、契約書の提示、提出。 https://app.e7mi.tn

行動監視アプリのダウンロード
https://e7mi.tn/index_fr.html?fbclid=IwAR1GzwwSAjCVdndRqzu34oDHKtHVTAMWyYhvuihH4I-7b8khnEH3ZJo7mcI

●チュニジア国内の対策措置

1 国内での対策措置(6月30日から7月10日午後12時まで、チュニジア全土で適用)
・夜間外出禁止時間を午後8時~翌午前5時に変更
・屋内・屋外を問わず、大人数が参加する集会・イベントの延期または中止
・ワクチン接種キャンペーンの推進
・衛生プロトコールを遵守していない施設・店舗に対する取り締まりの強化
・公的部門におけるテレワークの推進、7月1日から7月21日までの間での特別な休暇取得を許可、出勤する職員数を職場全体の3分の1までに制限(保健省、内務省、国防省は除く)。民間部門においても同様の措置を推奨する。
・既に発表された、6月26日午前0時から7月10日午後12時までの間の、地域の感染拡大度合いに応じた新型コロナ対策措置の適用厳格化
・地域間の移動制限の実効性強化のために自治体間で調整を行う(注:首相府発表では、大チュニス圏が例外として記載されています。)
・県及びDelegation(県の下の行政単位)に措置が適用された場合、少なくとも2週間は同措置が継続される。

●首都周辺の措置については次の通り

・真に必要な場合、仕事の目的の場合、国が実施する試験及び大学の試験の場合を除く、大チュニス圏外への移動及び他県から大チュニス圏内への移動の禁止(注:大チュニス圏内の移動は禁止されません)。
・あらゆる種類の集会及び公的・私的な式典の禁止、学術・スポーツ・文化的イベントの中止、モスクでの礼拝禁止。
・カフェ及びレストランは、午後4時以降、屋内の使用を禁止し、屋外のみ、かつテーブルを利用しない形(注:持ち帰り)でのみ営業可。シーシャ(水たばこ)の提供は引き続き禁止、ツーリスティック・レストランは客数の上限を最大収容人数の30%とする。
・商業施設(注:モール、スーパーマーケット等)は、客数の上限を最大収容人数の30%とする。
・展示会、公的・私的スポーツ施設、娯楽施設、会議場、ハマム(公衆浴場)の営業停止。