Lac 0は恋人たちのデートスポット
チュニスの人気な街ラック(Lac)。
ラックとはフランス語で湖の意味。
その名の通り、湖(厳密にいえば、海とつながっている)のある街です。
今現在、ラック1とラック2があり、どちらも5つ星ホテルがあったり、豪邸が立ち並ぶなど
富裕層エリアとなっています。
そこに今度は、ラック0の開発が進められているというお話です。
(なんで3ではなく0かと言うと、3にしてしまうと街の並び的に3,1,2となってしまうだからとか)
このラック0の開発を企画しているのがドバイの不動産会社サマ・ドバイ。
2008年とずいぶん前に立ち上げられたこの「地中海の門」プロジェクト。
まったく進む様子もなく、一度はチュニジア側が「土地を返せ」などと中止案も出たりするなど。
この不動産会社、いろんな国で大規模な都市計画を提案しては無期限中止にするなど、少し様子が怪しい?
当初、831ヘクタールにも及ぶ土地に新都市を建設する計画は、
約1500隻のボートを収容できるマリーナを備えた住宅・商業・観光の中心地として構成されていました。
このプロジェクトは、15万人から20万人の雇用をも保障するもので、
資金調達額は250億ディナールにも及ぶとのこと。
そんな大規模な計画は全く進むこともなく月日が流れ、時すでに2023年。
2020年にこの計画は引き続き有効なものであり、再始動の可能性があると発表されましたが、
この時点でもまだ「可能性」のお話・・・。
そんな大々的な計画が「一応」予定されているラック0の現在の様子がこちら⇩
道は整備されていて、でも建築物がないのでとても静かな散歩コースとなっています。
夏休みの時は、多くの家族連れで賑わっていました。
テーブルと椅子を家から持参して、軽食を楽しんでる人たちもいたり🤣
今では夏休みも終わり、恋人たちのデートスポットとなっているよう♡
いつかここがドバイのような、高層ビルがそびえ立つ大都市になるのでしょうか。
乞うご期待でございます!