些細なお話シリーズ トルコ航空のお引越し
チュニスの地理が良く分かる方には、大変共感できるお話を致しましょう。
トルコ航空こと、ターキッシュ・エアラインズのオフィスは、最近までチュニスの中心街Golden Tulip El Michtel
ホテルの中にありました。近くにメトロの駅もあり、大変アクセスが良くございました。
それが、最近になって、なぜかLac1に引っ越した
Lac1といえばハイソなチュニジア人と外資系企業の密集地。オフィスとアメリカ~ンな、いけ好かないカフェや
レストランがあるぐらいで、なんとも味気のない地域。さらにアクセスが悪く、中心からも距離があり、土地勘の薄い外国人はタクシーを使うほかありません。
私は日本に行くチケットが欲しかったので、この新しいターキッシュ・エアラインズに先日、行きました。
まず、ミシュテルで引越しを告げられる。引越し先がLac1であるという情報を頼りに、タクシーに乗り込む。
タクシーの運転手、仲間に場所を尋ね続けるも、ない!
Lacに着いて、ぐるぐるまわりにまわり、道行く人に尋ねてもたずねても、出てこない。
かれこれ30分探し続けても出てこないので、私はタクシーをおり、あらゆる人に聞き、
ようやくのことで、見つけたのが13時
もしかしたらシアンス・ユニックで閉まってるかも…と思ったけど、よかった、開いてた。
にこやかな受付の3人のお姉ちゃんがマルハベーと迎えてくれる安心。
私は早速
「あの、チケットを買いたいんですが」
お姉ちゃんすかさず
「ごめん、今インターネットがない。」
インターネットがない?、、
「では…チケットは?」
「空港に行ったら買えるかも」
「インターネットはいつからないのですか?」
「今日はずっとなかったですね」
…あなた方は朝の8時から今まで何を、、?していた??
3人で仲良くニコついていれば良い仕事なのか…
ネットがなければメールのチェックも出来ない、はず。
わざわざネット環境のいいLacに引っ越しといてネットがないとはなんとも本末転倒…
暑さのため何を言う気もうせていた私はそそくさそこを後にしました。
タクシー代だけを無駄にして脱力感のみを得た私
骨折り損のくたびれもうけ