チュニジアにある琵琶湖
・・・ん?タイトルおかしくありませんか?
琵琶湖といえば日本一大きい湖で滋賀県にあります日本のおへそのようなものです。
チュニジアにはベルジュ・ラック(les berges du Lac)という人口湖のほとりの地域があります。フランスにありますベルジュラックや、劇のシラノ・ド・ベルジュラックとは違います。こちらはbergerac。
このベルジュラックといえば高級街。アパートもカフェも点在するオフィスも一級品。ここは中東石油国がお金を出して近代・高級化を進める開発地です。もちろんヨーロッパ人もたくさんいます。
ベルジュラックですが、ラックとはフランス語で湖のこと。この地域の横にある湖はもともと海で、チュニスからラマルサ方面まで埋め立てられたお台場のような土地です。これを湖として地名になったのでした。
そしてなんと最近気付いたのですが、このベルジュラック地域の中にあるとおりの名前は全て世界中の湖の名前を繁栄しているのです!!rue lac ○○と言うのは○○湖通りという意味。もちろん私は日本人、日本の湖名が着いている通りがないかしらと疑問に思いました。
と、ここで耳寄り情報。在チュニジアフランス人の友人に琵琶湖通りがラックにあると聞きました!!
グーグルマップで調べてみると、湖間際の比較的大きい通りになんとRue du lac BIWAがありました。
左の写真の通りです。きちんとアラビア語でもビィワーと表記されています。
ビワならフランス語でもアラビア語でも発音し易い名前ですし、覚え易い。しかも日本にあるから大通りに使用するにはもってこいの湖ですねー。
そしてなんとこのチュニジアはベルジュラックの琵琶湖通りになんとビワというカフェまでありました!
なんともおしゃれです。チュニジアには珍しく屋根にソーラーパネルまでついています。
カフェと思いきやレストランもあり、室内はグラスとフォークが並べられているそれなりのランクのレストラン。庭側はパラソルが立てられ湖をまん前にお茶がいただけます。夜も雰囲気よさそうです。
フレッシュジュース5ディナール、コーヒーも3ディナールからと、ベルジュラックのカフェとしてはそんなに悪くない値段ですし、雰囲気と景色はばっちり。店員さんはこのカフェの名前、日本の湖から来てるって言うのを分かっているかしら、なんてお茶をすする私でした。