チュニジアの夏はご想像の通りすこぶる暑いのですが、マグリブ(日没)の後はびっくりするくらい快適なものです。8月上旬現在、チュニジアのマグリブは19時40分ごろ。この時間からでも十分カフェには出かけられます。
日本では夜7時以降に出かけることはそうないですがチュニジアでは暑い夏、日が沈んでから外に出るのは常識です。ましてや今はバカンスシーズンカフェもレストランも、街中の洋服やさんも意外と開いているところがそこそこあるのです。
というわけで私もしょっちゅう夜はカフェに出かけます。でもやっぱり一日暑かったので飲むものはもっぱらフレッシュジュースが多めです。チュニジアのフレッシュジュースは100パーセント生絞りなのでオレンジもレモネードもイチゴもキウイも絞りたて甘酸っぱくておいしいです。
今日もイチゴジュースを飲もうと楽しみにしていた私ですが、隣の席にウエイターが運んでいった飲み物に目が移りました。
パフェのような風貌。でもそこのほうに薄茶色の飲み物が入っている。きいてみた。
「これはカプチーノです」
カプチーノって小ぶりのカップにちんまりと苦めのミルクコーヒー入ってるあれじゃないの、って感じですが、それがこちら。
半分以上クリーム。でも砂糖袋3つあります。ストローは付いてないので長めのスプーンでクリームを食べながら(あるいはよけながら)飲みます。かなりおいしいし、飲み応えあります。
女の子には嬉しいもりもりのカプチーノ。甘党の私ですが苦いカプチーノをおいしくいただけました。
チュニジアのカフェにある全てのカプチーノがこのような形態であるわけではありません。カフェによって飲み物の飾りつけはいろいろ。お気に入りのカフェでお気に入りの飲み物をみつけましょう!