サボテンの実ってなに・・・ですよね
日本の皆さんもご存知のサボテン、じつは実がなります(そりゃそうだ)
チュニジアの田舎にはサボテンがわさわさ生えています。
そのサボテンをよく見てみると、実がなっています。その写真がこちら。
サボテンの先っぽにぽこぽこっとなっている赤い小さいサボテン、これは実なんです!!
もちろんこの実の周りにはサボテンの木同様針がたくさんついています。結構痛いです。
なので収穫する際はゴム手袋をはめて現地の方々は取っています。もちろん素手ではいたすぎますね。
サボテンの実、チュニジア語でヘンディとよばれ、日中は通りでこれを売っている商人がヘンディヘンディと呼び声をかけていたりします。
そのヘンディ、長い針がしっかり切られて処理された状態で市場やスーパーにも売られています。
でも簡単なのは通りで売っているサボテン。お兄さんが皮をナイフでむいてくれちゃいます。
いくら針が切られているとはいえ、まだ小さい針が残っています。素手で実を触るときはやはり注意しないといけません。とっても細い針が残っていたりするので刺さってもなかなか抜けません。街のヘンディ屋さんは突如出没します。夏のこの時期は旬なのでけっこう通りで見かける。
食べ方なのですが、お兄さんに皮をむいてもらって中の黄色い部分(上の写真左)を食べます。実は中が種だらけ!!スイカのようにたくさんの種が実全体に散らばっています。が、これをいちいちとることは不可能です。スイカよりも小さいですが丸い種なのでなれないときになりますが、種ごと食べます。種はかまずに飲み込みます。このサボテンの実、匂いもなく甘くてみずみずしくて大変美味!!チュニジアのこの時期にしか食べられないので絶対食べるべし!
ここでひとつ、注意点があります。空腹時に絶対食べないこと!実の中に入っているこの種がお腹を強くするらしいのですが、胃が空っぽの状態でこれを摂取すると下痢するらしいです。チュニジア人の間では常識とか。なので大体食後のデザートかおやつにたべています。
嫌いな人はいない気がします。さわやかなチュニジアの夏の味、ご賞味下さい!